作品の感想

「孤狼の血」の感想。やくざとは刑事とは正義とは・・・。

映画は週に5本ほど拝見させていただいておりますが、98%は洋画を見ている私が久しぶりに邦画に気になる作品を発見!そして借りました。

本作は、柚月裕子の原作小説「孤狼の血」をベースに実写映画化されました。

そして『凶悪』などの白石和彌監督がメガホンを取り、暴力団対策法施行以前の広島県を舞台に、おそろおそろしい抗争を起こしている暴力団と彼らを追う刑事たちのバトルを活写する。役所広司が主演、松坂桃李、真木よう子、滝藤賢一、、石橋蓮司、江口洋介らが共演。昭和の男たちが躍動する。

とまあ、作品情報はこんな感じです。

まず間違いなく『凶悪』を見て衝撃を受けた方は、オススメです。絶対にハマりますから。見終わってから、同じ監督だったと判明してびっくりしました。

そして、主役の大上刑事を演じるのが役所広司。こういう、ボサボサの頭で無精ひげ生やして、スーツもだらしなく着こなせたら役所広司は最高の俳優さんだと思います。もちろん良い意味で。『渇き』の役所広司さんに似ていますかね。あそこまではツバをぺっぺしないですが・・・野暮ったいオッサンを見事に演じております。

ここからは多少ネタバレになりますが

冒頭、この映画はいきなり見せてくれます。豚小屋で複数の男にボコボコにされる一人の男性。そして挙句の果てには、豚の糞を食べさせられる。そして指ちょっきんからの首ちょっきん。

ここで、観ている人に警告を与えているわけです

今からあななたちが見る映画は、こういう映画だぞ。覚悟はできているかと。
なるほど。家族でご飯時に見ようとしている人は、やめた方がよいかもしれないですね。
この件が発端となり大上刑事と新米刑事の松坂桃李が演じる、日岡刑事が捜査に乗り出すことから話が始まります。
松坂桃李の演技も実に素晴らしかったと思います。

そして、尾谷組と加古村組の抗争をなんとか止めようとやくざ刑事の大上さんが奮闘するというお話。

舞台が、広島ということもあり全編ゴリゴリの広島弁です。正直、早口だったりあんまり聞きなれてない言葉だとなんと言ったかわからない部分があるので注意です。私は、それが嫌だったので字幕にしてみました。じゃないと、全然わからないです。
内容的には、難しい話じゃありませんし分かりやすいナレーションも挟んでくれるので◎

バイオレンス映画がお好きな方は、ぜひぜひ見てください。ここ最近の甘ったるい邦画に一石を投じています。

もっともっとこういう、攻めた映画が出てきてくれることを祈ります。