作品の感想

「ボヘミアンラプソディ」の感想。音楽好きでもそうでなくても楽しめる

クイーンというバンドを好きな人はスクリーンという大きな映像で伝説のバンドのストーリーや名曲たちを見聞きすることができますし、そっくりな俳優さんを起用してることからまるで、本人達を見ているような感覚になるのではないかと思います。
クイーンの名前や曲くらいは知ってるという人は改めて曲を作る時やメンバーの関係性など初めて知ることも多いのではないでしょうか。
クイーンを知らない人は見終わる頃にはクイーンの魅力、フレディマーキュリーの魅力の虜になると思います。

作品情報

出演: ラミ・マレック, ルーシー・ボーイントン, グウィリム・リー, ベン・ハーディ, ジョセフ・マッゼロ
監督: ブライアン・シンガー

ストーリー&見どころ

1970年、ロンドン。ライブ・ハウスに通っていた若者フレディ・マーキュリーは、ギタリストのブライアン・メイとドラマーのロジャー・テイラーのバンドのボーカルが脱退したと知り自らを売り込む。二人はフレディの歌声に心を奪われ共にバンド活動をし、1年後、ベーシストのジョン・ディーコンが加入。バンド名は(クイーン)に決まり、4人はアルバムを制作し、シングル「キラー・クイーン」が大ヒット。個性的なメンバーの革新的な挑戦によって、その後もヒット曲が次々に生み出され、フレディは“史上最高のエンターテイナー”とまで称されるようになる。しかし、栄光の影で次第にフレディはメンバーと対立し孤独を深めていくのだった……。

アマゾンより

「ボヘミアンラプソディ」のネタバレなしの感想

去年の公開後から素晴らしいと噂のあった映画で、2019年に入ってもまだロングラン上映が続いています。
この映画は1970年?80年頃に活躍したイギリス、ロンドン出身の4人組バンド「クイーン」のボーカリスト、フレディマーキュリーを主軸にバンドの結成からデビューして名曲を作り上げていき、1985年のライブエイドまでを描いた物語です。
この映画のテーマは愛で、フレディマーキュリーは天才的な歌唱力と類稀なステージパフォーマンス、さらに作曲のセンス、まさに音楽をやるために生まれてきたような人だと思いましたが、生い立ちやバンドが有名になり売れていくことによる周囲の変化や自分達の変化。そして、愛によってのフレディマーキュリーの苦悩や葛藤も描いてありますし、友人や家族であるバンドメンバーがいたからこそ、そこから這い上がり愛のためにクイーンはライブで音楽を届けて世界を魅了していきます。




※ここからはネタバレありの感想になります。まだ見ていない人でネタバレはちょっと困るって方は見ないようにしてください。



「ボヘミアンラプソディ」のネタバレありの感想

この映画はとにかくクイーンへの愛がつまった映画だと感じました。
音楽総指揮にクイーンのメンバーであるブライアンメイとロジャーテイラーが参加しているとあって劇中で使われている音楽や作曲の方法、ライブ会場での使用機材などメンバーならではの再現度で、リアリティがあったように思います。
特に印象に残ったのは3つあり、1つは名曲と呼ばれる有名な曲の作り方です。
We will rock you は足踏み2回のあと手拍子1回を繰り返すだけのシンプルなものですが、それはオーディエンスにも参加してもらうためだとは知りませんでした。
Bohemian Rhapsodyはオペラのパートがあるんですが、その歌の部分はメンバー全員で歌い、それを重ねて録っていたり高い声で合わせたりと驚きの作り方でした。
ギターソロも含めて色々な展開もあり、映画鑑賞後も何度も聞いています。
2つ目は人間ドラマの部分です。
フレディが家族に同性愛を告白したり、友人にさとされ雨の中決断するシーンや、病気を発症したのをメンバーに告白するシーンなど、わりと淡々と、まるでドキュメンタリーを見ているような感じもするくらいでした。もっとドラマティックにすることも出来ると思いますが、しかしだからこそリアルな感じがして胸にグッとくるものがありました。
そして3つ目はラストのライブエイドです。
冒頭のBohemian Rhapsodyの歌詞にはこの映画の今までの話が集約されていたように思えて、もう涙なしには見ることができませんでした。
オーディエンスとのコール&レスポンス、フレディマーキュリーのパフォーマンス力が発揮され観客が盛り上がっていき、最高潮に達した所でのWe are the championは観客にいたすべての人達に届いているようでした、みんなchampionだと。
「愛してる!」と言ったフレディたち、その愛は観客や放送を聞いてるすべての人に届いていました。